カトマンズは4世紀頃からチベットとインドを結ぶアジアの交差点として栄えており、またヒンズー教や仏教の聖地もなっていて、数多くの寺院や聖堂、彫刻といった宗教芸術を見ることができる。特に、各都市のダルバール(宮廷)広場、スワヤンブナートとボウダナートのストゥーパ、チャング・ナラヤン、パシュパティナートなどが有名である。
スワヤンブナートはカトマンズの中心部から西に3kmほどはなれた丘の上にたっており、その中央部にある仏塔はネパールの仏教にとっては最も重要な仏塔とされている。この仏塔には仏陀の知恵の目が四面に描かれている。また「モンキー・テンプル」と呼ばれるほど、猿が多いことでも知られている。
1979年の世界遺産登録以後、急激な都市化が進行しており、現在では危機遺産に指定されている。
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