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2011年4月13日水曜日

世界遺産タンロン遺跡、泥水に沈む

ベトナム国会の建物の建設の影響で、世界遺産タンロン遺跡の城塞が破壊されてしまったと、ベトナムの考古学研究所が報じた。

遺跡の北側を保護してた壁の一部が崩壊し、遺跡が立地している土の層が破壊された模様。
泥水が国会建物の建設現場から溢れてきたため。

タンロン遺跡の重要な歴史的建造物が破壊され、さらに泥水に沈んでしまった。

タンロン遺跡は2003年に発掘がおこなわれ、ベトナムの諸王朝の貴重な遺物が数多く発見された。2010年の8月にはユネスコの世界遺産に登録されている。

考古学研究所は国会の建物の建設計画の担当者へ注意するように呼びかけたが、状況は改善されていないようである。
建設計画の責任者によれば、慎重に作業をしているが、事故は避けられなかったと主張している。

文化・スポーツ・観光庁大臣Hoang Tuan Anh氏は、4月7日の会合で庁が全面的に遺跡保存をサポートすることを確約した。

Thang Long Royal Citadel cracked and sunk

世界遺産オンライン事典 タンロン遺跡

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