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2010年9月2日木曜日

カスビのブガンダ王国歴代国王の墓(ウガンダ):2010年登録危機遺産

Tombs of Buganda Kings (Uganda)

2010年3月に、火災によってカスビの丘の頂部にある旧宮殿が焼失した。この旧宮殿はこの遺産の主要な構造物であり、4つのブガンダの王墓が含まれていた。この遺産は13世紀にブガンダ王国によって発展した建築様式の顕著な見本であり、再建される予定である。

カスビのブガンダ王国歴代国王の墓はカンパラ地区丘陵部の30ヘクタールに及ぶ地域を包括すしている。指定されている地域のほとんどは農地であり、伝統的な方法で農耕が行われている。核心部である丘陵の頂部ではブガンダ王国のカバカ(王)の旧宮殿があり、1882年に建設され、1884年に王墓として利用されるようになった。この旧宮殿にある、円形でドーム型天井を持つ主屋には4つの王墓があった。これは主に木材、わら、葦、編み枝としっくいによる土壁など自然の材を用いて作成された建築活動の優れた見本となっている。

しかしながら、この遺産の重要性は、信仰、精神性、継続性、アイデンティティといった、眼に見えない価値に置かれている。

世界遺産オンライン事典のページ
http://worldheritage.is-mine.net/r00699.html
(英語)http://worldheritage.is-mine.net/r00715en.html

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